バックナンバー8月号

北角会長のコラム

7月を振り返って

~北大阪YEG2.0 胎動!~

早いもので2019年も折り返し点を過ぎ、昨年より2週間遅れて、ようやく梅雨明けを迎えるなか、いよいよ夏本番となりました。6月下旬から7月にかけての、我が青年部活動においては、ビジネス交流委員会(杉野委員長)主導による大東YEGとのビジネス交流企画、地域活性支援委員会(合田委員長)主導による交野市・寝屋川市・枚方市の3市地域振興ご担当者さまを交えた地域資源発掘・地域経済活性のための提言勉強会を実施しました。そして、今年度の目玉事業のひとつである、人財育成研修委員会(富山委員長)主導による7月度公開例会(竹田恒泰氏講演会:北大阪YEG2.0 第3弾事業)においては、320名超となる北大阪YEG歴代最高の例会参加者をお迎えして、盛大に開催することができました。ご出席いただいた本会・行政・静岡県青連・大阪府青連をはじめとするYEGほか関係諸団体の皆さま方に、会を代表して、あらためて御礼申し上げます。

私の思いとして、これらの事業・試みは、昨年度策定した北大阪YEG中期ビジョン「Challenge 北大阪 2022~Beyond Borders Become The CORE~」で掲げられたコンセプトである、「本会・部会の壁を超え、地域・団体の壁を超え、時代を超えて求められ続ける」組織を目指していこうとする狙いと構想にもとづくものであります。同時に、我々が招致を目指す、2022年度全国会長研修会北大阪大会の実現に向けて、今年度スローガンに掲げた、我が単会の第2創業期、北大阪YEG2.0へと組織とマインドをアップデートしていくための「胎動」であると考えております。

一年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック、そして2025年の大阪万博開催といった国際的なビッグイベントを控え、地域を支える青年経済人として、我々がなさねばならぬこと、持たねばならぬマインドセットがあると私は考えます。その重要なキーワードとなりうる、我が先人たちが培ってきた「世のため、人のため」という高貴な精神性、その象徴としての、第二次世界大戦後、強制労働を課せられた日本人捕虜が建設したウズベキスタンのナボイ劇場のお話は、7月度例会における竹田恒泰先生からの私たちへの貴重な贈り物であると言えるのではないでしょうか。これらの贈り物を胸に、8月度公開例会(渋澤健氏講演会&提言勉強会・故郷の新しい風会議)へと、北大阪YEG2.0実現に向けた胎動が本格的にはじまっていきます!引き続き、北大阪YEGの活動に乞うご期待ください。

北大阪商工会議所青年部
会長  北角 強