会長所信

北大阪商工会議所青年部
令和2年度会長  南條 範秀

令和2年度スローガン

創造力
~想像できる未来を超えよう~

はじめに

 北大阪YEGは、1982年に地域社会の健全な発展を図る北大阪商工会議所活動の一翼を担う目的で設立から現在に至るまで、諸先輩方の各種事業や組織拡大のためのご尽力をいただいたことで、脈々と繋がり39年目を迎えることができました。諸先輩方に敬意と感謝を申し上げます。また友好な関係を続けていただいております関係諸団体の皆様方、そして何よりもいつ何時も支え続けくれています北大阪商工会議所職員の皆様、心より感 謝申し上げます。
 さて、この目まぐるしく変わる世の中に我々は、柔軟に対応していかなければなりません。今まで通用したことが通用しなくなることもあります。本年は東京オリンピック、2025年には大阪万博も開催されます。我々を取り巻く全ての物事、環境は常に変化しています。その情勢と共に、我々YEGも常に夢に挑み、次々と新しいものを創造し、柔軟な発想と熱い情熱と行動力で歩み続けなければなりません。新たな価値を創り上げていくことは、簡単なことではありませんが、過去の考え方に縛られることなく、さらに未来が変化していく中で、創造をすることにより変化させ、時代に対応した北大阪YEGになることが必要となります。そしてその行動こそが北大阪イズムの継承につながると考えます。

北大阪YEG魅力とは

 さて、私たちは何故このYEG活動をするのでしょうか。
 そして青年経済人である私たちは何故、地域のことまで考えなければならないのでしょうか。地元の他団体や子どものPTAのこともしかり・・・地元のことを大好きなことは間違いありません。しかし企業としての観点からで言えば、地域社会の発展がなければ、自企業の存続も無いと理解しているからではないでしょうか。商工会議所を創設した渋沢栄一翁は「企業は社会の為にある」と述べています。また地域社会で商いをし、利益を得て存続する企業は、地域社会に貢献する義務があり、あえて言えば地域社会の発展なくして企業の発展もないということです。企業の目的は利益を上げることです。そしてこの地域社会の発展がもたらす自企業の利益向上こそが、社員の物心両面の向上と雇用の促進・納税から地域貢献につながると考えます。
 北大阪YEGも企業家集団です。自企業の発展をさせることが至上命題です。そして経営者は、経験値や新しい情報との組合せで、いつも決断をして会社の進路を決めています。そして自企業の発展をさせるための一つのツールがYEGにあると考えます。北大阪YEGは、370名を超え、日本YEGで2番目に大きな単会となりました。少し考えるだけでも、370名を超えるメンバーがいるからこそ可能な大規模な例会、また 1 委員会40名程度での委員会、他に類を見ない3市から構成されるYEG、他のYEGからも注目され始めているなどが考えられます。このメンバー数だからこそ、他には真似できない魅力や可能性を秘めていると感じております。たくさんの出会いからの交流、そして事業などを通しての研鑽が可能です。また370名を超えての交流は仕事の発展に繋がる多いなる可能性に満ちています。本年度は、令和4年度に全国会長研修会がこの北大阪で開催されるため、日本YEGによる現地視察があります。全国各地YEGとの交流もあります。そのことから他のYEGメンバーとの交流から新しい物の見方や刺激を受けることができると思います。自企業を発展させる絶好のチャンスと感じていただきたいと思います。しかしながら問題もあります。急激な会員数の増加により、新入会員のフォローやメンバー全体へ北大阪YEGの魅力が伝えきれていないと感じております。魅力を伝えるためにも、できる限りの多くのメンバー間の交流が大切と考え、本年度はさらなる交流を増やすことに取り組んでまいります。本年度も1委員会を約40名程度の構成とし、たくさんのメンバーにYEGに関わって新しい魅力を感じていただけたら、もっと魅力的な北大阪YEGへと変貌させることができる可能性があると信じております。

戦略的な組織体制づくりと人材育成に向けて

 中期ビジョンの中の一つでもある戦略的組織体制づくりとして、委員会の活性化が重要です。委員会にメンバーが集まれば、活気がわき、愉しさが生まれます。委員長一人の考えでは、今までの経験が主流となり従来の枠を超えることができず、新しい学びや成果が上がりません。しかし人と人との交流や議論から初めて新しい発想が生まれてきます。委員会メンバー一人ひとりが意見を出し合い、そして議論をすることから、今までになかった新しい価値観の創造が生まれます。そしてメンバーがさらに愉しみながら自由な会話から創造力を膨らませ、事業を作っていただきたいとの想いから、本年度スローガン「創造力~想像できる未来を超えよう~」を掲げさせていただきました。とくに委員長には難しいお願いとなりますが、メンバー全員が集まり、愉しい交流の中から意見を出し合い、委員長自身が初めに想像もしてなかった事業をメンバー全員で創造し、メンバーに役立つ事業の展開をすることを期待しております。その結果が、YEGを魅力的にし、この先の人材育成につながり、メンバーが参加したくなる活発な議論が出来る組織体制構築のための一助となると信じております。

北大阪商工会議所の一翼を担う

 北大阪YEGの中期ビジョンでも掲載されているとおり我々は、北大阪商工会議所の成長エンジンとなる必要があります。そして北大阪商工会議所の最大目的は、地域で商いをしている人たちの全員に参画して頂き、地域の声を集めて、行政に地域の情報を伝える役目があります。そのために北大阪地域で活躍するより多くの青年経済人の意見を集約し、行政にこの地域情報を発信し、地域経済の発展へとつなげていくためにさらなる拡大する理由がそこにあります。これからも会員拡大は重要な部分となり、本年度も会員拡大にも力を入れてまいります。
 また地域経済の発展も重要な役割となっており、その代表が地域活性化事業としておこなわれている「枚方市駅前大収穫祭」の中核事業である「枚方オクトーバーフェスト」となっております。本年度もこの枚方オクトーバー2020開催を通じ、関係各所とのさらなる信頼関係の向上や組織的運営能力の向上につなげてまいります。
 また、未来に向けての提言活動を行うことを目指して、今までは提言についての勉強や役所職員との交流などをへて、YEGメンバーの理解度の充実促進をしてまいりましたが、本年度も理解度のさらなる充実と次のステップに進み、より北大阪商工会議所の意見を汲み取り、北大阪YEGだからこそできる取り組みにシフトする時期が来ていると思っております。

周年及び全国会長研修会に向けて

 令和4年度に、2つの大事業(周年事業・全国会長研修会)があります。この過程で近年経験したことがない、全国各地からYEGメンバーがこの地に参集する機会があります。そのために、本年度にどのような準備をし、次年度へ引継ぐかが重要となります。具体的には実施に向けたタイムスケジュールの策定、他の単会・連合会の情報収集、北大阪YEGの歴史・現状を踏まえた北大阪イズムの探求、そして北大阪YEG内での周知活動などを行う必要があります。本年度のゴールを明確に持ち、これを一つひとつ創り上げ、次年度がより明確に目的に向かって動けるようにつなぎ、令和4年度にYEGメンバー全員と大きな花を咲かせる大事な未来の第一歩を創造してまいりましょう。

最後に

 この北大阪YEGは、メンバーのためにあります。メンバーにとって必要が無ければ存在意義がありません。たとえば、商売でもどんなに素晴らしい商品を生み出そうが、その時のニーズや商品情報の周知ができなければ、成功を収めることはできません。これと同じと思います。スローガンに沿った事業を行っていくことにより、メンバーがこれらの事業に魅力を感じ、参加を通じて交流、研鑽が生まれてきます。それこそがYEGの原点であると思っております。そして、諸先輩方が築き上げた北大阪YEGイズムを伝承しつつ、新しい創造と工夫を重ね、我々北大阪YEGメンバー全員と共に40周年のさらなる未来に繋がるように進化する一年となるようにしてまいります。

 メンバーが、想像を超えた未来を感じるために、愉しんでYEGを活動やって行きましょう。